2019年をふりかえって
映像ざんまいの1年
『カフェ放送てれれ』今も上映を続けてくれている寝屋川市民たすけあいの会。
そして新たに桜湯という銭湯跡での上映会も面白い試みだった。
今年で3回目になる富田林寺内町のシネマ+ではカフェ放送てれれの上映と
メディアについて話をさせてもらった。
河内長野で映像の講座を開けたのも新しい出会いになり、近所のNPOでも映像指導に関わり素敵な作品が完成。
ジワーっと映像が集まり始めている。てれれ上映会につながるか!
『ここにおるんじゃけぇ』の主人公、佐々木千津子さんの納骨。
来年夏に広島で、全国で、彼女の展覧会をしようという声が。会場をピンクにして、初めて顔と名前をだして「強制不妊手術」を訴えた千津子さんをもっと多くの人に知ってもらおうと。
1月、エンディング講座を開催。自然の中でどう命をまっとうするか、これからは地域がキーワードと講師の水野博達さん。
5月、五島の老人ホームを取材。豚を飼い、米や大豆を作り、まさに自給自足に近い生活を入居者と共に営む。そしてみとりを体験することの大切さを話す施設長の優しくピリッとした姿が印象的。久しぶりに作品にまとめた。
滝畑の自然にもどんどん魅了され、野菜や虫たちを見ていると発見がいっぱい。そうそう今年初めてレモンが6コなった。そしてあきらめていた大根が土をおしのけ白い首をもたげてるではないか!
念願の窓を透明の二重ガラスにでき、朝日が山に光をそそぐ様子をみながら食事したり、景色で目を安めながら編集したり。
12月、友人の命日に楽器や一品を持ち寄って集まった人たち。誰も生前の彼女を知らない。別段その人の話をするでもない。彼女の遺産で買ったこの家でいろんな人が集う。彼女から受け取った安心感。それが自然にフワーと漂っているかのような、なんとも不思議な空間が出来上がっていたように思う。
個人的には山形国際ドキュメンタリー映画祭や大阪のオーガニック映画祭や表現の自由が問題になった愛知トリエンナーレにも行ってきた。また東京で開催された全国市民メディア交流集会「あだちめでぃふぇす」にも参加
昨年に引き続き、ひと・まち・ゆめ・の会と制作中の「井路(水路)」をテーマの作品がもうすぐ完成する。
今年素敵な1年だったなあ。
めんどくさい暮らしをしながら
楽しみながら遊ぼうね!
イノシシよけ用に作ってくれた頑丈な門。
合宿で教えてもらった縄と裂き布で作った籠