『ちょっと変わった老人ホーム』
『ちょっと変わった有料老人ホーム』昨夜やっと完成。ずいぶん編集に時間がかかってしまった。でもとても楽しかった。
歌野敬さんは「消費文化、使い捨て文化の違和感があった。自給自足の生活に触れ、何のために働くか、食うため、じゃあ全部つくっちゃえと思った。それがめちゃおもしろくサラリーマンなんてやってらんない、と田舎に移住した」と語る。
施設長でもある歌野啓子さんは
「叔母のみとりがきっかけで、みんなで暮らす家(富山型のデイサービス)をめざした。畳の部屋と広い板の間にこだわり、昔の農家のイメージ(物を作る場)で建てたかった。」
歌野アヤさんは父がキューバ人という息子を自宅で出産。
「オムツ、身に付けるもの、経済の回り方、政治もすべて、子どもが生まれてから思うことが多い」ひろんた村 母屋の会計係をしながら自然食品の販売もしている。
ここに集まる人たちは、農業や自給の生活にも関心があり、それぞれの生き方が気持ちよく感じる。