滝畑光滝寺で初不動と餅まき
2018年1月28日(日)
26日餅米洗い、27日餅つき、28日餅まき
なんと8石の餅米が滝畑の人たちの手で餅に丸められていく
近年機械も導入されたというが、朝から夕方までどんどんどんどん
餅が出来ていく。さすがにすごい数だ。
28日は朝からぜんざいを炊く。窯11個にぜんざいがグツグツ煮えている。これは参拝者にふるまわれる。今日は雪もよう。熱々のぜんざいは腹にしみわたる。みなさん喜んでおかわりする人も・・
本堂の前ではゴマ焚きが
いよいよ餅まきが始まる
いつもながらみんな我を忘れた姿に!
アレアレ背中に餅の粉が!
途中から雪が降り始める
雨にもマケズ、いや雪にもマケズ、
いやはや、やっぱり餅まきは面白い、つい手が出てしまう。というより足下に落ちて来るおこぼれの餅に手をだすだけだが、それでも楽しい。今年は6個ほどつかまえた!
いつのまにか行列が?
お餅の表面に赤で数字が書かれている。それでお酒とかティシュペーパーとかいろいろな物が当たる。これはたまらないだろうなあ。
近くに光滝があり、それが寺の名前の由来らしい。
飛鳥時代に行満が開いた寺とされ、槇尾山施福寺の奥院でもあったそうだ。
私が子どもの頃から餅まきがあり、おばあちゃんに連れられてよく行ったものだと話すと
80過ぎの人が私の子ども時代からあったよ。ということでほんとに昔から続いている餅まき。
しかし準備がたいへんだ。それも村の人が集まってみんなでワイワイ言いながら作っていく。
かなり年配の人も居る。どこからこの元気が?と思うくらいテキパキと仕事をこなす。
たくさん人が集まるといろいろ大変だろう、それでもこれだけ続いているのは何なのだろうか?
人里離れた地ということで結束するのか、昔からの習わしを大切にしているのか、順繰りに伝わっていってるのか。
一緒に物作りする行為は人と人のコミュニケーションにはにはとても有効だと思う。現に移住してからまだ2年しかたってないが、村の祭りなどの手伝いをすることでいろいろな人と話しができる。「あんたのおばあさんとうちのおじいさんとは従兄弟どうしや」とかからはじまり、昔の生活など少しずつ話してくれる。もっともっと話しが聞きたいと思う。
祭りも面白いので、これからも参加していきたい。