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オシテルヤ 上映報告

 5月16日
久しぶりにオシテルヤの本館で、
ふくろうの会主催の初上映


この日、慣れないということもありテレビで上映。でもなかなか雰囲気あり。

オシテルヤ

マンホールのデザインをやっていたという人が参加していて、その話が聞け
おもしろかった。(下)

5月23日13:30〜
オシテルヤ本館一階にて上映会を開催しました。

この上映会の為にプロジェクターなど設営をマキさんが行って
くださいました。

オシテルヤ 子
オシテルヤ 子

同じ会場で同じ作品を見れるというお得なワタシでした。
作品をみて感想など書いてたり感想を言い合ったりしている時にも
「へぇ〜〜、この人、そうだったんか・・」なんて事を発見したり
他者の発言があるからこそ、自分との違いの発見で愉しめたり・・・

ほんと、やっぱ、“てれれ”は面白い。



カワサキ

at 2012.05.28 Monday, 12:18, てれれ, 上映報告

2012年 夏合宿講座概要

 
<講座概要>


藤井 光 
今回のワークショップでは「記録から記憶として甦る映像」をキーワードに、ディスカションと映像ワークショップを組み合わせ、ソーシャル・ネットワーク時 代の映像表現を問い直します。膨大な情報量を処理するよう強いられる私たちの社会では、アテンション(注意力)の時間が不足しますので、注意を引き解りや すい表現が大量に流通します。忘却のための刺激に包まれたこの世界で「記憶として甦る映像」をワークショップ参加者と構想したいと思います。




at 2012.05.22 Tuesday, 15:06, てれれ, 夏合宿

2012 夏合宿 会場&周辺写真

 
アーツ&クラフツビレッジ岡山

校庭から見た全景



入り口付近




校長室。今はゲストルームになっている。内部は右の写真

     

一階のカフェスペース(オーナーてづくりの織物や木工などたくさん置いてある。)





室内の講座はここで。上映も可能。





ここが宿泊できるコーナーです。





オーナー手作りの露天風呂。夏はいいよなあ!






近くの旭川






at 2012.05.22 Tuesday, 14:26, てれれ, 夏合宿

2010年夏合宿 報告

 あーねこーね塾夏合宿2010「市民メディアを耕す」報告[2010年08月19日(Thu)]

長い長い5日間の夏合宿が終わりました。
すごい暑さと熱気でくらくらになりながら、真剣に話ができたと思います。
その間、大家さんからアイスの差し入れがあったり、長野県からとうもろこし、おいしいお菓子などいろいろ。
またフラダンスをみんなで踊ったり、野外上映会をしたり、海で泳ぎ、温泉に行き、島巡りと各自楽しんでくれたようです。

手伝ってくれた方々にはほんとにお世話になりました。
ありがとうございました。

<初日>
さて、初日の午前中は野崎さんの話。
大阪朝日放送が始まって2年目に就職したこと、その当時は女性差別が激しい職場で、組合を結成したり、裁判を起こした地域もあったそうです。朝日放送は雇用機会均等法が施行されるまで20年間女性社員を一人も雇わなかったという話にはびっくりさせられました。
野崎さんが関わってきた活動の一つに『放送と女性ネットワークin関西』という団体がある。女性の本音が出てこないワイドショーをなんとかしたいと、視聴者と一緒に関西でがんばって番組作りしている女性に賞を送り、12年間励ましてきた。その経緯を聞きました。

午後は川上隆さんに北米やオーストラリアの市民メディアの事例を話してもらいました。
カナダでは「住民が映像づくりしていく目的は、コミュニティの問題をあきらかにし、地域を良くしていくことだ」また、ユーストリームやネット放送など盛んになってきたので、米国のパブリックアクセスは危機的な状況になってきている。しかし、ネットだけでは広がりがない。自己の思い込みだけの狭い中だけになりやすい。コミュニティが支えているところだけが残っている。などの話。またオーストラリアではアボリジニや視覚障害者のラジオ局や若者だけでやっているラジオ局やシニア(50歳以上でないと入れない)がやってる番組など多様な人たちが関わっているのが面白い。


<2日目>
午前、ドイツの市民メディアの状況をサシャさんが報告。
歴史からオープンチャンネルの制度まで丁寧に説明。
ドイツにはオープンチャンネルと自由ラジオと市民ラジオと大学ラジオと教育チャンネルがある。設立目的は意見の多様性を作り、言論の自由を促進すること。広告は禁止で検閲は無いが、違法な内容の場合は起訴される。その責任は制作者にある。サシャたちが制作していた番組には国と大学から資金が支払われていた。オープンチャンネルには公共放送の受信料の2%が支払われていたので制作講座を無料で受けることができた。
しかし、番組制作がネットに向かっているので、現在オープンチャンネルはメディア教育の活用として使われることが増えてきたそうだ。
最後に自分たちが制作した番組を見せてもらった。

午後からは岩本さんの話。
市民メディアの始まりから変遷の話。実は地方の難視聴対策として番組が始まったという話におどろき。牛小屋から発信を始めたり、たった2名で自主放送したCATVなどユニークな市民メディアが無数に出て来た話。
技術はもういいのではないか。何に向かって、どんなコミュニティ、どんな関係を作ろうとしているのかが大事だ。今までマスコミに報じてもらってきたが、自分たちで運動を発信していくようになってきた。
メディアは単純な道具なので、思い思いのことをやっていって良いのだよ。誰しもメディア、誰しもジャーナリストだ!という強い言葉に納得!テクノロジーが広がり、検索機能の充実やツイッターなどで今後は広がっていく可能性も大。
バラバラのメディア・人をどう繋いでいけるか、広がっているというが、まだバラバラ。仕掛けを作っていかないといけない。とういう提議で締めくくられた。

<3日目>
午前は下之坊がカフェ放送てれれの経緯を話す。
関わった個々がどんどん変わっていくのがすごいと思った。またてれれを継続するためには皆で自分たちにとって必要なメディアとして支えほしいという話。その後てれれ上映を行い、4つのグループに別れて『市民メディアを耕す』ということについて話あってもらった。約1時間、話をしてもらった。これに関して私は全部聞ききれてないので少しだけ。
ある班はFMラジオ局たちあげの研修での話で「市民の通報で裏をとらずに流しても良いか」「もし取り上げなかったら市民の通報がだんだんなくなるかも」「あれは間違いでしたという報道も有って良いかも」などなかなか面白い話題。あと「市民っていったい何?」という議論をしていた班も、またいろんなメディアが有って良いということから京都の恵文社とう本屋、いろいろな本がぐちゃぐちゃに置かれているそうだ。まちのリトルプレスとHPにでている。そんな本屋の話から市民メディアを伝える場を生み出すことが耕すことになるのではないかという話。そしてもう一つの班はなんと『市民メディアを耕す』というテーマでミニドラマを作ってしまった。これがまた的のついた良い表現になっている。てれれに応募してくれるそうなので乞うご期待!

午後は坂上さんの話
まずはNHK改ざん問題の真相をお話してもらった。マスメディアの構造はどうなっているのか。その当事者としての話。
それと今、津田塾大学で取り組んでいる事。自身の映画づくりに至るまでの経緯。子どもの頃いじめにあい、その時いじめた人よりそれに気がついていた大人の対応に、誰も自分を救ってくれないという絶望を感じた話。渡米の話から『ライファーズ』というい映画を制作したこと、また今も刑務所に出向いて取材していることなどを話してもらった。
そして表現できないと思い込んでいる人に場を作っていく事のたいせつさ。
しゃべっても、表現しても良いという安全な場が必要だということ。
参加者から「表現は権力だ」という声に「女性は今までその権力を持ってこな
かった」「がんばって表現してもつぶされることがある」という声に対して、少しずつ出るという場が必要かも。表現していく力=人として生きていく力だ。
参加者に質問として「表現活動にアクセスしやすい環境をどうすれば良いか?」
「多様性を認めあうにはどうすればよいか」「何を言っても良い。それを認めた上で、バラバラに存在しても共有できるプラットフォーム、ゆるやかに繋がれる回路とは?」が坂上さんから出された。
てれれがその一つになってほしい。なっていると思う。
サポート体制が大事(NPOや支える人やサポートネットワークなど)
レスポンスする仕組みがいる
誰かが見て言う仕組み、言い合える場作りの工夫が必要
face to faceが大事ではないか
時間ぎりぎりまで話が盛り上がる。

<4日目>
午前中みんなに島を満喫してもらい、午後からの講座は東さんの話。
ヒロシマ平和映画祭の事務局長をしている。立ち上げから昨年で3回目までの映画祭に関わってきた。コンペをしないとうこと。ボランティアではなく実行委員会形式をとる。ドキュメンタリーの新作と過去の商業映画を上映。みな手弁当で総予算230万円、毎回50本の映画を上映。その工夫として、会場は一般映画館を巻き込み自分たちの観たい映画をその映画館で上映してもらう。などいろいろな工夫をしてきた。
自身東京で暮らしていたが広島に帰って来て、反核だけが平和ではない、反貧
困やフェミニズムの事を語れる仲間がいないと失望していたが、映画祭を通じ
ていろいろな人と出会ったという話。
ヒロシマ平和映画祭は来年だ。楽しみである。
この後音楽の話に続き、Swing MASAとトーク。
このへんでみな疲れがピークになってきた(もしかしたら私だけかもしれない
が)少し早めにトークを切り上げ食事に。

夜、Swing MASAのライブ。
外で聞けたらいいな。海の横で聞けたらいいなという思いを告げると、無謀なリクエストにSwing MASAは答えてくれた。
一曲だけで良いからとお願いした。高根島の海水浴場まで、皆ぞろぞろと海岸
を移動。最初、私は島の人から文句がでないかヒヤヒヤしながら見守っていた。
しかしあんまり良いので聞き入って心配はいつの間にかすっ飛んでいた。サックスの音が隣の島にこだまして何層にもなって返ってくる。もう、なんとも言えない演奏になった。MASAも20分ほど吹きっぱなし。きわめつけは終わるなり対岸から口笛。それにマサが答えてサックス。また口笛。サックス。なんかすげえことになった。

<最終日>
山根さんの話。
学生が講師になるということでお願いしていたが、学生といわれるのがいやになってきたという話から始まった。いろいろ活動している総合大学の人や表現活動している芸術大学の人や教授なども含めて、まず4名のインタビュー映像を見ながらみんなでディスカッション。
「学生が学生まっただ中にいて学生について語れるのか」という投げかけから、
「学生って何?」という話になり、就活で忙しいので休校にしますと学校が用意している始末。学問より就職優先になっている。学校にいて何かしたい時、自分を変える必要があるというシステムが作られているような気がする。など意見がでた。自分の学生時代の話や我が子の話も。
そこからメディアの話に戻った。
情報が多いが咀嚼されないまま出てくる情報では会話がなりたたない。情報が
繋がっていかない。ネットはデータ・文字列・数値の集まりなので、手あかと
か血とかドロドロしたものがないと機械をうまく使いこなせないのではないか?アートでも見る人のためではなくギャラリーのためのプレゼンがうまい人の作品が流通する。テレビでもスポンサーのための番組になっている。私達のために作っていない番組にフィードバックはできない。もっと中身をちゃんとすることに時間を使いたい!

午後からは5日間の感想を述べ合った。
遊びに来た。疲れた。イライラした。てれれに出品するためになんで会員にならんなあかんのか。色々体験出来、その全部が生活という実感があった。講師も前夜一緒に飲んで、その話を受けてドラマチックに講義に反映されたのがよかった。同じ釜の飯を食い、昔やった共同体のような感じだった。この関係は私らの求めている社会変革につながっていくのではないか。てれれは非常に重要だ。ここでしかできない演奏をしていきたい。昔あったコミュニティのようなものがまた新しいコミュニティとして出来てきている。
最終日は少し人数が少なくなったが、それぞれに思い思いのことをしゃべりあった。

なんだかとっても無謀な乱暴な企画だったかもしれないけど、帰りの電車の中ではちょっと感傷的になってしまったぐらい思いが深かった。とにかく暑かった!それに人の出入りがすごかった。でも外観じゃなく中身の濃い合宿ができたと思う。

誰もが表現活動にアクセスしやすい状況を作るためにはどうするか。
多様性を認めあいながら、バラバラに存在するコミュニティをどう繋げていくか。そのキーワードは顔と顔が見える関係を大切にし、外観に振り回されず、やりたいことをやる。【市民メディアを耕す】とは、人と人の関係を耕すということにつながる。
そんなことをこの5日間かけて話あった。


(下之坊)


※あーねこーね塾夏合宿2010「市民メディアを耕す」の講座内容はこちら
http://blog.canpan.info/terere/archive/274

at 2012.05.22 Tuesday, 14:14, てれれ, 夏合宿

すごい講座

  「メディアに水をぶっちゃけろ!」


2012
年 てれれ夏合宿 第三弾

 山の中でたっぷり時間をかけて、みんなで自然というシャワー
あびながら自分たちのメディアについてじっくり考えてみま
んか。


 学校

727日から3日間、岡山の廃校で映像発信てれれ主催の夏合宿を開催。
映像人類学研究者の川瀬慈さんと美術家で映像
監督の藤井光さんを講師
に迎え、講義やワークショップを行い
ます。
また夜は阿部ひろ江さんのギターライブと野外上映会も。

 


川瀬さんはアフリカの音楽、宗教やこどもたちの生活をテーマにした
映像作品を制作している。初日は自身の作品の上映と解説・
質疑応答
あり。翌日は講義『映像人類学−民族誌映画の課題と
展望』。

藤井さんには「記録から記憶として甦る映像」をキー
ワードにディス
カッションと映像ワークショップをしてもらいます。

下之坊はカフェ放送てれれの作品を上映し、てれれを主催してきて

感じたことをみなさんに投げかけ、自分たちのメディアについて考

えたいと思います。

 

 日程:2012727日(金)〜29日(日)
場所:アーツ&クラフツビレッジ岡山(岡山県久米郡美咲町中3090
    0867-27-3733
   http://www.cyerry.net/~arts-crafts/home/home.html

受講料
30,000円(学生15,000円)原則全日程参加できる人
         (一日、二日だけ参加希望者は要相談)
食費宿泊費
33食付21,000円(シュラフ組の割引あり)

募集人数15

 講師 

川瀬慈 国立民族博物館 
   http://www.itsushikawase.com/japanese/
藤井光 美術家/映像監督 
   http://hikarufujii.com/

下之坊修子  映像作家/映像発信てれれ 
ライブ:阿部ひろ江  シンガーソングライター 

   http://blog.livedoor.jp/hiroeabe/

 

申込締切は715
<申込先>

映像発信てれれ  
e-mail eizoinfo@terere.jp
  06-6644-3701


てれれ夏合宿講座概要


<夏合宿スケジュール >


7月27日 14
001700 講師/川瀬慈 作品上映
     1900〜          阿部ひろ江 ライブ&川瀬慈野外上映  

728日 9001200 講師/川瀬慈 講義

     14001700 講師/藤井光 ワークショップ

      1900〜    阿部ひろ江ライブ&野外上映会

729  9001200   講師/藤井光 ディスカッション

    14001700 下之坊修子 てれれ上映&トーク

    1900〜     ゲストを囲んでスペシャルトーク

              藤井光 阿部ひろ江 下之坊修子 参加者

 <オプション> 
730日午前中 てづくり体験セミナー
手織り 
3,000円(ショール)+糸代実費 
    
2,000円(テーブルセンター)+糸代実費
木工 スプーンづくり
   2,500円(材料費込み)
ランチは特別料理
      1,500(キッシュランチまたはイタリアンで)



at 2012.05.18 Friday, 17:19, てれれ, 夏合宿

名古屋上映は「パルル」に

 


名古屋のてれれ上映店 パルル
        

  〒460-0007 名古屋市中区新栄2-2-19  
  • (最寄り駅:地下鉄東山線「新栄町」2番出口
  • 052-262-3629
  • http://www.parlwr.net/



※参加費:500円+投げ銭


at 2012.05.17 Thursday, 15:51, てれれ, 上映店

てれれ大賞受賞&納涼会

 
今年のてれれ大賞の準備をしています。

7月22日(日)十三の河川敷でやりたいなということになり
その準備にとりかかってます。

上映を自転車で電気を起こしてやれたらいいね。
ゲルで上映できたらいいね。

などの声がでて、今日その松屋町にある貸し自転車屋さんに
行ってきました。







「上町電力」さん
役所に登録に行って電力会社ですと言ったとたん顔が引きつって
受け付けてくれなかったそうな・・・

ちっちゃい電力会社がいっぱいできて、わが家の電気はわが家で
となったらいいかもね。


イギリスでは自転車で発電して野外上映とかはやってるが日本
ではまだほとんどやられてないそうです。

なんだかまた面白いことになりそう!!


しかしそのためには卓上のLEDプロジェクターと自転車とラジカセ
がいる。さてどうしたもんか。

誰かかしてくれる人いませんか〜




at 2012.05.14 Monday, 17:05, てれれ, お知らせ

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