てれれ7&8月号感想
●作品別感想
① 雪の慈眼院(2004)
・短い作品であるのに美しい映像が印象的でした。
・一見、地味な映像だけど “アグレッシブ”、ユーモアを感じられた。
・字幕のサイズが良かったです。「癒し」!!
・いきなり逆回しになってサプライズだった。
② フィリピン スモーキーマウンテンの学校
・「スモ−キ−マウンテン」て、何か知らない人向けに、頭に簡単な説明と地
図があれば良いと思いました。
・子供の労働がひどいものだと思った。
・こんな場所や事故があったのを初めて知りました。
③ 面食い
・人骨を肥料にして花を育て、生首に花を飾るところがスゴイ。
・作者はどうであれ、男のダメさがよくあらわれている作品として、
風刺にとるように見ていた。骨のずいまで女性を利用しつくす社会そのもの。
・人間(女性)に対する差別的な視点、監督ナルシスト。キモイ。
・この社会に、女性への暴力がなくならないのは、こんな作者が日常
的にこんな発想しているからかも。
・人やモノの動きが自然で見やすかった。ていねいに作っている感じがしてよ
かったです。余計なナレーションやBGMもないので作品自体に集中することが
出来ました。ストーリーもちょっとこわくて面白かったです。
④ 2012 いこ☆るの1年
・一年の活動報告なのでしかたないかもしれないが、つめこみすぎてて、かえっ
て何の活動をしているのか、何を目標としているのかがわからなかった。読め
ない、読みきれないテキストを映像に盛り込む意味は何なのでしょうか?
・応援したい。
⑤ 福島県いわき市小名浜町
・福島の食(野菜・魚など)は本当に風評被害といい切れるの?本当の事実
はどうなっているのか?
・被災地支援の様子を何回にも渡って撮りつづけている学生さん達の本音が、少
し最後の方でみえていた様に思う。
・武蔵大学の作品は多分すべてみていると思います。被災地で色々な活動を試み
ている人がいることを彼らの作品で知った部分も多いです。
⑥ ピースメールアート展の記録
・1作品ずつ映る時間が短くて、もっとよく観たかった。
・もっと色々な作品を見たいと思いました。
⑦ 退屈な日曜日
・「てれれ」ならではの作品。好きです。
・子どもが出てくる前からニューカラー的?な心地よさがあり、子どもの登場で
ばくはつした。なんでカメラまわしてるんだろ
・子どもの予想のつかなさはとても面白いですね。
●全体の感想
・「映像で何を伝えたいか」って難しいことだと改めて感じました。
・意見、感想を伝え合う場ってやっぱり大切だナ-と・・・。
・いろんな女性で話をするのが、広がればイイナ−となんとなく思いました
・「てれれ」自体がひとつの教育だな-と・・・。
・すべてを一度は受けとめるという、てれれの精神は本当にすごいなとおもい
ます。
・過日、湯浅さんが言っておられた「民主主義とはめんどくさいもの」と重な
りました。
・今月(7.8月)は耽美的な「雪の慈眼院」のような作品から、シュウルな
「面食い」のような作品
など、バラエテイにあふれた作品集でした。
・私の作品もそうだったけど、やはり字幕にたより過ぎるのは見づらいし、情
報がぎゅうぎゅうになって映
像であることの意味が薄くなってしまうと反省。
・ここ最近木になるのが(もしかすると私がてれれを見始める前からそうだっ
たかもしれませんが)BGMの存在が強すぎて作品に中央区宇宙できない!と
思うことがたびたびあることです。あと、読みきれないタキストを盛り込ん
だ作品も何をつたえたいのかわからない。