映画『ふりぃだむのシンデレラ』
‘’交流するシネマ’’ Iin醤油蔵 6月10日無事終了
ゲストに伊田 勝憲先生を迎えて先生は小学6年から中学1年まで不登校だった。
<伊田先生>
この映画、ふりぃだむの台本は書き換えOK 演じる人と一緒に作っていく。それが本番で自信を持って演じられることに繋がる
この発想は、今の学校に欠けているのではないかと考えさせられる。いかに台本通りに演じるかという圧に押しつぶされている学校の現状,(「台本」は,学習指導要領の象徴であったり,文字通りの学芸会などの行事の台本であったり)
この映画に出てくる人たちの笑顔の素晴らしいこと,本当にいい表情です。
副島さんはじめ,スタッフさんや保護者さんの関わりと,ゆるやかな時間の流れ,
映画から地域福祉を感じた。これからの学校教育自体が変わって行って欲しい。
<滋賀県から王子役の子のお母さんが>
コミュニケーション障害、ズレのところで仕事ができなくなる。
障害者理解ー先生達が仕事場に理解をしてもらう。仕事を継続できるようになる
現在、こどもたちの自立組織を作って頑張ってる
<参加者>
・引きこもっていた人。台本を書き換えても良い。本来の自分を認められた。肯定的な気分に
・仲間にちゃんと役割がある。
・世界の中心は自分だと思える、自分の場所。
<下之坊> なぜこの題材を選んだかの質問に
以前、『ここにおるんじゃけぇ』脳性麻痺の人が主人公の映画を作ったこともあり、知的障害者の劇団「信楽のふりぃだむ」の活動が行き詰まっていると友人でもある会の人から話があり、映像で発信したらどうかと話し合ったのがきっかけ。その劇を記録したVHSを見た。ボケボケで見づらい画面。だがなんかすごく清々しさを感じた。ちょっと興味を持ち信楽に毎月通い始めた。
<伊田さん>
・折り合いをつけていく感覚が映画の中で見られた。
<参加者>
・自分は自己主張するでなく、目立たない日々が多いので、映画の一方的にお世話される関係でない。はじけ方が羨ましい
・娘の自発性を母が食べているのではないかと思った
・親なき後、頼る先を持つこと
・上映後の交流会で深い余韻を感じた
・人間関係が難しいが地域が大切と感じる。直感を大事にしたい。
たくさんのコメントをいただきました。
at 2023.06.11 Sunday, 21:48, てれれ, ふりぃだむのシンデレラ