calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

categories

archives

てれれ夏合宿2013

 

9月7日と8日てれれ夏合宿「メディアの人糞を」開催しました。

2013夏合宿チラシ表






受講生は大学生から60代まで8人。ちょうど良いぐらいの人数でした。


まず7日に非公式物産展のワークショップ。てれれの新聞をつくるというもの。「自分が今一番興味もっているもの」を原稿用紙に書く。「山形映画祭」「父の本」「伊吹島」「かき氷」「廃校で学校」などそれぞれがいろいろなテーマで書き出した。





記事の前後に今までの合宿のテーマや今回の内容、今年のてれれ話題作など
下之坊が書き、講師の方の文もありと盛りだくさんで、後日その新聞を発行する予定。


夜はいつものように交流会、飲み会。なぜか一升瓶(日根野の酒だそうな)を持って
飲み会だけ参加したという人も?????


みんな食べながら、しゃべりながら、居眠りしながら、夜更けまで続きました。

お酒が弱い私ですが、なぜか合宿やと飲んでもあまり酔わない
(自覚してないだけ?)




8日朝、渡邊太さんによる『抵抗の実践、映像のユーモア」の講義。いろいろなデモの
様子の映像をみせてもらった。

三里塚の映像や京大でがんばっているのくびくびカフェの映像、ヨーロッパの
ヨマンゴタンゴ、はたまた三人デモなど。こういう映像を見ると日本もすてたもん
じゃないと思える。




最後の日は雨上がりだったのですが滝に向かって歩きました。座って討議はでき
なかったけど、歩きながらそれぞれいろんなことを話てもらいました。





おもいおもいに、思案中か・・・



 

at 2013.09.12 Thursday, 18:04, てれれ, 夏合宿

2013年 第四回 てれれ夏合宿

 

恒例の夏合宿の詳細がやっと決まりました。
今年は大阪の和泉市でおこないます。内容もすごくユニークかつ
ユーモラスですよ〜。

「メディアに人糞を」


2013夏合宿チラシ表


2013夏合宿チラシ裏

 

てれれ夏合宿を始めて4回目。いよいよ芽を出す時が・・・。

いやまだだ。肥やしがいる。昔は人糞やったなあ。

見栄えのいい芽じゃなくていい、カッコ悪くてゴツゴツした芽。

近年、より上へ上へと成長経済のシャワーをあびてきた。

結果、原発の問題や貧困の問題など山積み。

もっと豊かに、楽しむ時間を持てる社会。

それにはじっくり時間をかけて醗酵させる、発信という

芽をだしたい。

 

今回の非公式物産展のワークショップ。参加者みんなで新聞を作る。
それぞれが記事 を書くだけではなく、ひとつの新聞としてどう醗酵
させるかを考えたい。

また「ユーモアや笑いは、感性を揺さぶる力をもつ」という

渡邊太さんに「オレの自転車を返せデモ」「家賃をタダにしろ

一揆」などユーモア表現の講義をしてもらい、その後、川に足

をつけながらみんなで討論し醗酵する時間をもちたいと思う。







 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

講師: 渡邊   (大阪国際大学人間科学部講師)

        大村みよ子・中山海里  (非公式物産展)

   

日時:201397日(土)8日(日)

場所:そよ風 和泉市大野町352-2 0725-99-0038

集合:南海高野線 和泉中央に1130 

受講料: 15,000円/学生10,000円(一日だけ参加要相談)

宿泊/食事代 5,000円  

募集人数:15

申込〆切:831

 

<申込・問合せ>

映像発信てれれ 

e-mail eizoinfo@terere.jp

T/F 06-6644-3701

大阪市浪速区日本橋西1-4-11カタオビル3F

URL http://www.terere.jp/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



at 2013.07.22 Monday, 18:12, てれれ, 夏合宿

2013年 てれれ夏合宿 スケジュール

 

スケジュール

97日(土)

1130集合

1200 食事しながら自己紹介とて「てれれ新聞社」ワークショップ内容の説明

13:00 「てれれ新聞社」

17:00 自由

1830 夕食&交流会

 

98日(日)

800 朝食

900 映像討論講座

11:00 川へ移動 到着後おにぎり食べながら議論

1500 映像討論講座&映像討論講座

1700 解散

 

 

講座内容

■ワークショップてれれ新聞社】 

非公式物産展

社会経済生活政治芸術文化など好きなジャンルの中から

いま自分がいちばん興味を持っていること知りたいこと誰か

に伝えたいことをもとにトピックを考え原稿を作成てれれ新聞

夏合宿号を作ります

持ち物筆記用具鉛筆消しゴムペン等メモ紙イラストや

図を描きたい方は画材必要であれば書きたい記事についての資料や

画像写真

完成した新聞は合宿後の配布になります

 

■映像討論講座「抵抗の実践、映像のユーモア」 

渡邊太(わたなべ・ふとし)

資本主義経済が高度化し日常生活の隅々にまでグローバル資本が浸透

するなかで、人間としての自由は消費者としての自由に切り詰められ、

代議制は支配層の権力を追認する儀式に過ぎなくなり、再分配は拒否

され、格差は拡大する一方。どうしたものか。もちろん、世界各地で

「もうたくさんだ!」「もっと人間らしく生きたい!」という叫び声

が続々とあがっている。この講座では、ユーモア溢れる社会運動の映

像を見ながら、私たちがいまどのような時代を生きているのかを議論

し、共に考えたい。グローバル資本の支配下で、私たちは日々何を見

て、どのように感じているのか。映像メディアはいかなる未来を開く

ことができるのか。私たちはどのような社会を作りたいのか。



<講師プロフィール>

大村みよ子(非公式物産展) 
東京都出身  武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
ギャラリーやオープンスタジオ形式での展覧会を経て、2010年
〈路地と人〉(東京都千代田区)の立ち上げに参加。
約3年間、企画及び運営に携わる。主な企画に「非公式青森物産展」
「つくる人のための神保町コピーセンター」。現在〈非公式物産展〉
として活動中。

 

〈非公式物産展〉は小規模で私的な、誰にでもできる物産展です。
旅をした土地での、あくまで私的な興味にもとづいて選んだおみやげ、
もしくはそこでの体験や交流そのものを「物産品」として展示し、
その土地と新たな旅行者をつなぎます。
あるいは、誰かの興味やこだわり自体を展示・共有することで、いま
まで関心を持たれなかった物事に「物産品」としての光を当て、人々
の興味をつなぎます。

私的で非公式な関心からはじめる〈非公式物産展〉は、土地や人・
物事へのリスペクトを形にするハードルを下げます。
個人の記憶にだけしまわれ、なかなか共有されることの多くない私的
な関心を見せることで、今まで知られることのなかった面白さを引き
出したいと考えています。

2011年に開催した「非公式青森物産展」をもとに、2013年より
大村みよ子・中山海里の2名で活動を開始しました。

 

 

渡邊太(わたなべ・ふとし)

大阪国際大学人間科学部講師。1974年生まれ。専門は社会学。
大阪府高槻市のカフェコモンズで毎週金曜日に「コモンズ大学」を開催。
特定非営利活動法人日本スローワーク協会理事、
特定非営利活動法人 地域文化に関する情報とプロジェクト(NPOrecip)
会員。
国際脱落者組合(International NEET Union)組合員。
著書に『愛とユーモアの社会運動論』(北大路書房、2012年)、
『聖地再訪生駒の神々』(共著、創元社、2012年)、『コンフリクト
から問う―その方法論的検討(叢書コンフリクトの人文学第1巻)』
(共著、大阪大学出版会、2012年)など。
論文に「就活からの脱落―異なる教育実践のために」『現代思想』
第41巻5号(2013年)、「希望の物理的根拠のために―社会運動と
芸術の実践」『朝鮮闘争記』第1号(2012年)など。


at 2013.07.22 Monday, 17:59, てれれ, 夏合宿

「メディアに水をぶっちゃけろ」

 


てれれ2012夏合宿
 

 



今回の合宿はとにかく暑かった。おいしかった。すごく勉強になった。
そして夜はライブとワイン。もうなんともゴージャスな3日間だった。

参加者も個性豊かな人たち。仙台、名古屋、広島、京都、大阪、岡山

と各地から集まった。大学生から60代まで11名。津山の山奥の廃校

を舞台に映像ワークショップあり。エチオピアの映像あり。暑さにも

めげずみんな夢中になり撮影していた。食事の後も話しが続き、夜は

お酒も入りライブとともにかなり遅くまで話しこんだ。

 

 3回目の今年は「メディアに水をぶっちゃけろ」。1回目は「市民メ

ディアを耕す」2回目は「地域に種まくメディア」だった。今回はい

いよ芽が出るときに水をたっぷりかけようとこの講座を企画。



 講師の川瀬慈さんは映像人類学者とし制作したエチオピアの映像を

みながら、エチオピアの北部で差別されながら専業に音楽を担う人た

ちを撮影していった経緯を話してくれた。歌い手と聞き手のやりとり

が豊で即興性や創造性がある。それらの魅力をどう日本に伝えるか、

というところから映像を使っていった。アフリカの生活を標本文化の

ように展示するのではなく、その生活に入り込んで長い時間をかけて

対象との距離感、客観性を持ち、豊かな創造性をカメラに収めていっ

た。そして最近ではその地域の人たちが自分たちで映像を撮りだした。

まなざしの多様性やどういう視点で撮るかなど、今後は知の交流しあ

える場が必要だ。今その試みを大阪などで試みているそうだ。


 


 


 2
日目は藤井さんにワークショップをしてもらった。藤井さんは派遣

労働者の内部告発の映像づくりとかハードディスクを1つしか買えない

釜ヶ崎で毎年行われる夏祭りを撮りたいというおっちゃんのためのワー

クショップをしてきたそうだ。もっと表現していい。もっと物を言って

いい、民主主義を考える。震災以降たくさんのひとたちがyoutubeなど

で発信しだした。しかし社会はあまり変わらない。デモに多くの人が集

まるだけでいいのか。共感できない人にどう伝えるか。市民メディアが

次に問われているのではないか。などの話があり、remoscope というワ

ークショップをする。三脚で固定する。ズームなし。音なし。無加工。

1分間。1カット。という条件で撮影する。それをみんなで見る。前日と

翌日ももう一回。なかなかすごい映像がでてきて、刺激的だった。


最後に2グループに別れ、4カットで撮影して3分の作品を制作した。

ものすごく暑い中の撮影だったが、合宿でみなさん和気あいあいになっ

てきていたし、それぞれの役割がぴったりで、完成後はものすごく盛り

上がった合評会になった。










 

 個人より複数の人が作ると共有する人が増える、広がりができる。

個が公共性を帯びるようになり、社会の共有財産になる可能性がある。

個人の視線をどうネットワークの中で作って行くか、未来につながる

ヒントになる。2日間の講座の中でワークショップをしながら映像を

見ながらいろいろなことを考えされられた。


 

 最後にてれれの作品を上映。いつものようにみんなで話あった。

かなり前に上映した作品も含め、どういう視点で撮るか、どういうまな

ざしで撮るかだいじだと思った。この短い期間の中でも他の人の作品を

見、葛藤し、自分の作品を作って行く参加者をみて、すごく勉強になっ

た講座だったと思った。

 

 


 


 廃校を利用したアーツ&クラフツビレッジの雰囲気の良さと東京から

たまたま帰っていたシェフの人が料理を作ってくれ、タマネギや野菜の

素材をおもいきり生かした料理に大満足。手作り生パスタのもうなんと

もおいしかったこと!夜は阿部ひろ江さんのライブもありで、昼間の緊

張感が取れ、自然な流れで交流が進み、ワインやビールを飲みながら、

遅くまで話がつきなかった。




 

 最後の日オプションでここのオーナー夫妻による手織りや木工の体験

もさせてもらった。私は汗を吹き出しながらスプーンを作ったがおもっ

たよりすてきなのができた。帰りは奥津温泉まで送っていただき、ひと

風呂浴びて帰宅。やっぱりすごい講座でした。

 






at 2012.08.01 Wednesday, 19:16, てれれ, 夏合宿

2012年夏合宿 阿部ひろ江さん


合宿の夜はライブと野外上映。

私は2006年、阿部ひろ江さんのライブツアーに同行して『ゆらりゆらゆら』を 制作。
飄々としてるがなかなか気骨のある女性。彼女の歌声でメディアに風を!!!


阿部さんはすごく行動範囲が広く、世界中をまわっている。ブログを見るとエクアドル、
ベトナム、マザーテレサの所へも。はたまたエチオピアも・・・・
もちろん東北には何回も足を運んでいる。
http://blog.livedoor.jp/hiroeabe/archives/cat_10012590.html


27日の夜のライブには、エチオピアの音楽や芸能にカメラを向けてきた川瀬さん
(今回の合宿の講師)のジョイントもありそうだ。

阿部さんのライブは2夜連続お願いした。

また最終日29日の夜は阿部さんと福島の映像も撮ってこられた藤井光さん
(今回の合宿講師)と私も入り、合宿の会場でもあるアーツ&クラフツビレッジの
オーナさんたちも入って、スペシャルトークも予定しています。
できたら受講者さんとも一緒になってバトルトーク、いやもしかして酔っ払い
トークになるかも・・・











阿部ひろ江(あべひろえ)プロフィール
30年前、障がいのある人達へのサポートで舞台に立ち始め、京都「ほんやら洞」での「母の日を考える集い」で歌い始める。養護学校教師のかたわら、生き方、恋愛、戦争、環境などをテーマに曲を作りギターで歌う。早期退職の後は京都で町家ギャラリーを始め、東日本大震災被災地初め日本各地の他、5大陸を廻り途上国の養護施設や障がい者施設、難民センターなどで歌う。




at 2012.05.23 Wednesday, 17:18, てれれ, 夏合宿

てれれ夏合宿 川瀬慈さん講座

 

講座概要


エチオピアにおいて川瀬さんが「唄に生きる人々」をテーマに
制作してきた作品を上映し、対象との関係、制作方法論の変遷
等について解説。

講師の川瀬慈さん

 

■7
27  午後

作品の上映:
唄に生きる人々の世界
 
『ラリベロッチ-終わりなき祝福を生きる-』(2005年、30分)





 


 
『僕らの時代は』(2005年、55)

アズマリ                      
(エチオピア北部で音楽を生業に        
いていた職能集団)                               
   



『精霊の馬』(
2012年、28分) 



 
 


■7月27日夜
  作品の上映 Room 11, Ethiopia Hotel』(24分)、他。 


 



■7
28
講義『映像人類学−民族誌映画の課題と展望


ゴンダール(エチオピアの都市)
の農村少女




セラシエ教会天井
17世紀に建てられたエジプトで最も有名な教会





at 2012.05.22 Tuesday, 17:28, てれれ, 夏合宿

てれれ夏合宿行き方


 アーツ&クラフツビレッジ岡山 行き方


大阪・京都方面から

JR西日本高速バス 大阪駅〜津山駅

大阪/京都〜津山高速バス約3時間 

津山でJR 姫新線乗り換え25分送迎10

神姫ハイウェイバス 京都駅、名神大山崎、名神高槻〜津山駅

京都駅発津山行き9:40発 12:38 津山着 津山からJR姫新線で美作追分へ
津山発京都行き17:10発 20:05京都着
(神姫高速バス予約センター 078-231-4892)

JR

JR姫新線「美作追分駅(無人駅)」下車 送迎車10分(津山-美作追分間約25分)
津山発12:45 美作追分着13:07    美作追分発 9:23 津山着 9:45
   14:40      15:13           11:09      11:31
   15:50      16:15           14:51     15:13


自動車約3時間



岡山からJR津山線「福渡駅」より、さくらバス乗り換え

「旦土(だんど)下車車10分 

なお美作追分駅、旦土まで車の送迎あり


●岡山から

JR
JR津山線「福渡駅」より、さくらバス乗り換え「旦土(だんど)」下車 車10分
      岡山発 8:06  福渡着 8:59       福渡発 10:23(快速)  岡山着 10:59

        快速13:14      13:50            18:13         18:59

さくらバス 福渡発 9:05  旦土着 9:51       旦土発  9:32  福渡着10:18
          14:05      14:51            16:47     17:33
                            
自動車 約1時間半

 

 


at 2012.05.22 Tuesday, 15:06, てれれ, 夏合宿

2012 夏合宿 会場&周辺写真

 
アーツ&クラフツビレッジ岡山

校庭から見た全景



入り口付近




校長室。今はゲストルームになっている。内部は右の写真

     

一階のカフェスペース(オーナーてづくりの織物や木工などたくさん置いてある。)





室内の講座はここで。上映も可能。





ここが宿泊できるコーナーです。





オーナー手作りの露天風呂。夏はいいよなあ!






近くの旭川






at 2012.05.22 Tuesday, 14:26, てれれ, 夏合宿

2010年夏合宿 報告

 あーねこーね塾夏合宿2010「市民メディアを耕す」報告[2010年08月19日(Thu)]

長い長い5日間の夏合宿が終わりました。
すごい暑さと熱気でくらくらになりながら、真剣に話ができたと思います。
その間、大家さんからアイスの差し入れがあったり、長野県からとうもろこし、おいしいお菓子などいろいろ。
またフラダンスをみんなで踊ったり、野外上映会をしたり、海で泳ぎ、温泉に行き、島巡りと各自楽しんでくれたようです。

手伝ってくれた方々にはほんとにお世話になりました。
ありがとうございました。

<初日>
さて、初日の午前中は野崎さんの話。
大阪朝日放送が始まって2年目に就職したこと、その当時は女性差別が激しい職場で、組合を結成したり、裁判を起こした地域もあったそうです。朝日放送は雇用機会均等法が施行されるまで20年間女性社員を一人も雇わなかったという話にはびっくりさせられました。
野崎さんが関わってきた活動の一つに『放送と女性ネットワークin関西』という団体がある。女性の本音が出てこないワイドショーをなんとかしたいと、視聴者と一緒に関西でがんばって番組作りしている女性に賞を送り、12年間励ましてきた。その経緯を聞きました。

午後は川上隆さんに北米やオーストラリアの市民メディアの事例を話してもらいました。
カナダでは「住民が映像づくりしていく目的は、コミュニティの問題をあきらかにし、地域を良くしていくことだ」また、ユーストリームやネット放送など盛んになってきたので、米国のパブリックアクセスは危機的な状況になってきている。しかし、ネットだけでは広がりがない。自己の思い込みだけの狭い中だけになりやすい。コミュニティが支えているところだけが残っている。などの話。またオーストラリアではアボリジニや視覚障害者のラジオ局や若者だけでやっているラジオ局やシニア(50歳以上でないと入れない)がやってる番組など多様な人たちが関わっているのが面白い。


<2日目>
午前、ドイツの市民メディアの状況をサシャさんが報告。
歴史からオープンチャンネルの制度まで丁寧に説明。
ドイツにはオープンチャンネルと自由ラジオと市民ラジオと大学ラジオと教育チャンネルがある。設立目的は意見の多様性を作り、言論の自由を促進すること。広告は禁止で検閲は無いが、違法な内容の場合は起訴される。その責任は制作者にある。サシャたちが制作していた番組には国と大学から資金が支払われていた。オープンチャンネルには公共放送の受信料の2%が支払われていたので制作講座を無料で受けることができた。
しかし、番組制作がネットに向かっているので、現在オープンチャンネルはメディア教育の活用として使われることが増えてきたそうだ。
最後に自分たちが制作した番組を見せてもらった。

午後からは岩本さんの話。
市民メディアの始まりから変遷の話。実は地方の難視聴対策として番組が始まったという話におどろき。牛小屋から発信を始めたり、たった2名で自主放送したCATVなどユニークな市民メディアが無数に出て来た話。
技術はもういいのではないか。何に向かって、どんなコミュニティ、どんな関係を作ろうとしているのかが大事だ。今までマスコミに報じてもらってきたが、自分たちで運動を発信していくようになってきた。
メディアは単純な道具なので、思い思いのことをやっていって良いのだよ。誰しもメディア、誰しもジャーナリストだ!という強い言葉に納得!テクノロジーが広がり、検索機能の充実やツイッターなどで今後は広がっていく可能性も大。
バラバラのメディア・人をどう繋いでいけるか、広がっているというが、まだバラバラ。仕掛けを作っていかないといけない。とういう提議で締めくくられた。

<3日目>
午前は下之坊がカフェ放送てれれの経緯を話す。
関わった個々がどんどん変わっていくのがすごいと思った。またてれれを継続するためには皆で自分たちにとって必要なメディアとして支えほしいという話。その後てれれ上映を行い、4つのグループに別れて『市民メディアを耕す』ということについて話あってもらった。約1時間、話をしてもらった。これに関して私は全部聞ききれてないので少しだけ。
ある班はFMラジオ局たちあげの研修での話で「市民の通報で裏をとらずに流しても良いか」「もし取り上げなかったら市民の通報がだんだんなくなるかも」「あれは間違いでしたという報道も有って良いかも」などなかなか面白い話題。あと「市民っていったい何?」という議論をしていた班も、またいろんなメディアが有って良いということから京都の恵文社とう本屋、いろいろな本がぐちゃぐちゃに置かれているそうだ。まちのリトルプレスとHPにでている。そんな本屋の話から市民メディアを伝える場を生み出すことが耕すことになるのではないかという話。そしてもう一つの班はなんと『市民メディアを耕す』というテーマでミニドラマを作ってしまった。これがまた的のついた良い表現になっている。てれれに応募してくれるそうなので乞うご期待!

午後は坂上さんの話
まずはNHK改ざん問題の真相をお話してもらった。マスメディアの構造はどうなっているのか。その当事者としての話。
それと今、津田塾大学で取り組んでいる事。自身の映画づくりに至るまでの経緯。子どもの頃いじめにあい、その時いじめた人よりそれに気がついていた大人の対応に、誰も自分を救ってくれないという絶望を感じた話。渡米の話から『ライファーズ』というい映画を制作したこと、また今も刑務所に出向いて取材していることなどを話してもらった。
そして表現できないと思い込んでいる人に場を作っていく事のたいせつさ。
しゃべっても、表現しても良いという安全な場が必要だということ。
参加者から「表現は権力だ」という声に「女性は今までその権力を持ってこな
かった」「がんばって表現してもつぶされることがある」という声に対して、少しずつ出るという場が必要かも。表現していく力=人として生きていく力だ。
参加者に質問として「表現活動にアクセスしやすい環境をどうすれば良いか?」
「多様性を認めあうにはどうすればよいか」「何を言っても良い。それを認めた上で、バラバラに存在しても共有できるプラットフォーム、ゆるやかに繋がれる回路とは?」が坂上さんから出された。
てれれがその一つになってほしい。なっていると思う。
サポート体制が大事(NPOや支える人やサポートネットワークなど)
レスポンスする仕組みがいる
誰かが見て言う仕組み、言い合える場作りの工夫が必要
face to faceが大事ではないか
時間ぎりぎりまで話が盛り上がる。

<4日目>
午前中みんなに島を満喫してもらい、午後からの講座は東さんの話。
ヒロシマ平和映画祭の事務局長をしている。立ち上げから昨年で3回目までの映画祭に関わってきた。コンペをしないとうこと。ボランティアではなく実行委員会形式をとる。ドキュメンタリーの新作と過去の商業映画を上映。みな手弁当で総予算230万円、毎回50本の映画を上映。その工夫として、会場は一般映画館を巻き込み自分たちの観たい映画をその映画館で上映してもらう。などいろいろな工夫をしてきた。
自身東京で暮らしていたが広島に帰って来て、反核だけが平和ではない、反貧
困やフェミニズムの事を語れる仲間がいないと失望していたが、映画祭を通じ
ていろいろな人と出会ったという話。
ヒロシマ平和映画祭は来年だ。楽しみである。
この後音楽の話に続き、Swing MASAとトーク。
このへんでみな疲れがピークになってきた(もしかしたら私だけかもしれない
が)少し早めにトークを切り上げ食事に。

夜、Swing MASAのライブ。
外で聞けたらいいな。海の横で聞けたらいいなという思いを告げると、無謀なリクエストにSwing MASAは答えてくれた。
一曲だけで良いからとお願いした。高根島の海水浴場まで、皆ぞろぞろと海岸
を移動。最初、私は島の人から文句がでないかヒヤヒヤしながら見守っていた。
しかしあんまり良いので聞き入って心配はいつの間にかすっ飛んでいた。サックスの音が隣の島にこだまして何層にもなって返ってくる。もう、なんとも言えない演奏になった。MASAも20分ほど吹きっぱなし。きわめつけは終わるなり対岸から口笛。それにマサが答えてサックス。また口笛。サックス。なんかすげえことになった。

<最終日>
山根さんの話。
学生が講師になるということでお願いしていたが、学生といわれるのがいやになってきたという話から始まった。いろいろ活動している総合大学の人や表現活動している芸術大学の人や教授なども含めて、まず4名のインタビュー映像を見ながらみんなでディスカッション。
「学生が学生まっただ中にいて学生について語れるのか」という投げかけから、
「学生って何?」という話になり、就活で忙しいので休校にしますと学校が用意している始末。学問より就職優先になっている。学校にいて何かしたい時、自分を変える必要があるというシステムが作られているような気がする。など意見がでた。自分の学生時代の話や我が子の話も。
そこからメディアの話に戻った。
情報が多いが咀嚼されないまま出てくる情報では会話がなりたたない。情報が
繋がっていかない。ネットはデータ・文字列・数値の集まりなので、手あかと
か血とかドロドロしたものがないと機械をうまく使いこなせないのではないか?アートでも見る人のためではなくギャラリーのためのプレゼンがうまい人の作品が流通する。テレビでもスポンサーのための番組になっている。私達のために作っていない番組にフィードバックはできない。もっと中身をちゃんとすることに時間を使いたい!

午後からは5日間の感想を述べ合った。
遊びに来た。疲れた。イライラした。てれれに出品するためになんで会員にならんなあかんのか。色々体験出来、その全部が生活という実感があった。講師も前夜一緒に飲んで、その話を受けてドラマチックに講義に反映されたのがよかった。同じ釜の飯を食い、昔やった共同体のような感じだった。この関係は私らの求めている社会変革につながっていくのではないか。てれれは非常に重要だ。ここでしかできない演奏をしていきたい。昔あったコミュニティのようなものがまた新しいコミュニティとして出来てきている。
最終日は少し人数が少なくなったが、それぞれに思い思いのことをしゃべりあった。

なんだかとっても無謀な乱暴な企画だったかもしれないけど、帰りの電車の中ではちょっと感傷的になってしまったぐらい思いが深かった。とにかく暑かった!それに人の出入りがすごかった。でも外観じゃなく中身の濃い合宿ができたと思う。

誰もが表現活動にアクセスしやすい状況を作るためにはどうするか。
多様性を認めあいながら、バラバラに存在するコミュニティをどう繋げていくか。そのキーワードは顔と顔が見える関係を大切にし、外観に振り回されず、やりたいことをやる。【市民メディアを耕す】とは、人と人の関係を耕すということにつながる。
そんなことをこの5日間かけて話あった。


(下之坊)


※あーねこーね塾夏合宿2010「市民メディアを耕す」の講座内容はこちら
http://blog.canpan.info/terere/archive/274

at 2012.05.22 Tuesday, 14:14, てれれ, 夏合宿

すごい講座

  「メディアに水をぶっちゃけろ!」


2012
年 てれれ夏合宿 第三弾

 山の中でたっぷり時間をかけて、みんなで自然というシャワー
あびながら自分たちのメディアについてじっくり考えてみま
んか。


 学校

727日から3日間、岡山の廃校で映像発信てれれ主催の夏合宿を開催。
映像人類学研究者の川瀬慈さんと美術家で映像
監督の藤井光さんを講師
に迎え、講義やワークショップを行い
ます。
また夜は阿部ひろ江さんのギターライブと野外上映会も。

 


川瀬さんはアフリカの音楽、宗教やこどもたちの生活をテーマにした
映像作品を制作している。初日は自身の作品の上映と解説・
質疑応答
あり。翌日は講義『映像人類学−民族誌映画の課題と
展望』。

藤井さんには「記録から記憶として甦る映像」をキー
ワードにディス
カッションと映像ワークショップをしてもらいます。

下之坊はカフェ放送てれれの作品を上映し、てれれを主催してきて

感じたことをみなさんに投げかけ、自分たちのメディアについて考

えたいと思います。

 

 日程:2012727日(金)〜29日(日)
場所:アーツ&クラフツビレッジ岡山(岡山県久米郡美咲町中3090
    0867-27-3733
   http://www.cyerry.net/~arts-crafts/home/home.html

受講料
30,000円(学生15,000円)原則全日程参加できる人
         (一日、二日だけ参加希望者は要相談)
食費宿泊費
33食付21,000円(シュラフ組の割引あり)

募集人数15

 講師 

川瀬慈 国立民族博物館 
   http://www.itsushikawase.com/japanese/
藤井光 美術家/映像監督 
   http://hikarufujii.com/

下之坊修子  映像作家/映像発信てれれ 
ライブ:阿部ひろ江  シンガーソングライター 

   http://blog.livedoor.jp/hiroeabe/

 

申込締切は715
<申込先>

映像発信てれれ  
e-mail eizoinfo@terere.jp
  06-6644-3701


てれれ夏合宿講座概要


<夏合宿スケジュール >


7月27日 14
001700 講師/川瀬慈 作品上映
     1900〜          阿部ひろ江 ライブ&川瀬慈野外上映  

728日 9001200 講師/川瀬慈 講義

     14001700 講師/藤井光 ワークショップ

      1900〜    阿部ひろ江ライブ&野外上映会

729  9001200   講師/藤井光 ディスカッション

    14001700 下之坊修子 てれれ上映&トーク

    1900〜     ゲストを囲んでスペシャルトーク

              藤井光 阿部ひろ江 下之坊修子 参加者

 <オプション> 
730日午前中 てづくり体験セミナー
手織り 
3,000円(ショール)+糸代実費 
    
2,000円(テーブルセンター)+糸代実費
木工 スプーンづくり
   2,500円(材料費込み)
ランチは特別料理
      1,500(キッシュランチまたはイタリアンで)



at 2012.05.18 Friday, 17:19, てれれ, 夏合宿

| 1/2PAGES | >>